自営自足プランニング株式会社とは
自営自足とは、自力で稼ぐ力を持ちつつ(自営)、一方で、貨幣にばかり依存しないで生活(自足)する流儀を指しています。自給自足をもじっているわけですが、自給自足だと閉じられている感じもしますし、貨幣経済の中にいる以上、自給自足だけでは難しい。何かしら稼ぐ必要がどうしてもでてきます。
当社のある群馬県南牧村(なんもくむら)は高齢化率日本一で限界集落です。田舎の中の田舎といってもいいところです。ここを拠点に自営自足のライフスタイルを実践しています。それで培った知恵を、主に都市部を出て田舎での暮らしを考える人のほか、都市部にいても自営自足の要素を取り入れたい人に役立ててもらおうと思っています。そのために、自営自足を体験できたり学ぶ場をさまざま提供していきます。当社は、自営自足というライフスタイルを社会に提案する会社です。
自営部
田舎において自営で稼げれば鬼に金棒です。自営として農業ぐらいしか選択肢がないというわけでもありません。「仕事を移す」「仕事を創る」「仕事を引き継ぐ」という視点で見れば展望も開けます。テレワークのように今まで培ってきたものを活かして「仕事を移す」、すでにうまくいっている自営業の「仕事を引き継ぐ」という方法もあります。
当社(の代表)は、コロナ禍以前においてテレワークで「仕事を移す」ことを実際に4年間した後、「仕事を創る」として、現在、以下の3部門に取り組んでいます。
ようき農園
自足を延長させたところの事業が「ようき農園」です。自足の延長線上にあるので多品目栽培です。穀物、野菜だけでなく、山菜、果樹、花卉もカバーします。お客さんと直接つながる方法を中心に据えて販売もしますが、一番力を入れてつながりたい人は、自営自足に関心がある人です。そうした人への体験農園としての機能も持たせます。
ちなみに、「ようき」は、気を養い(養気)、気を陽(陽気)にして、日常を送りたいものだという意味合いを込めて名付けました。ようき農園を詳しく
なんもく健康長寿組合
今いるところの状況を見まわして、その資産を活かして事業化したものです。南牧村は高齢化率日本一で限界集落です。高齢化率日本一というと暗くなりがちですが、実際は元気な高齢者が多い。70歳ぐらいなら若手で現役バリバリに働いている人も多数です。
もしも、日本一健康長寿の村という位置づけに変えることができればどうでしょうか。
がぜん周りの人も興味が出てきて、その秘訣を探りたくなるでしょう。かつての、山梨県の棡原村(ゆずりはらむら)がそうであったように。こんな食材を食べて元気になっているのか、私も食べとこうか、みたいに。ビジネス展開でもイメージできます。
自営自足は健康長寿への道でもあります。食べ物に気をつけ、体を動かし、稼いで元気です。自営には定年もありません。
ということで、なんもく健康長寿組合は「高齢化率日本一の村から健康長寿日本一の村へ」をスローガンに、「医食農同源部門」「手仕事部門」「レクリエーション部門」により健康長寿の場づくりを担います。なんもく健康長寿組合を詳しく
第二事業部
東京事務所管轄の事業です。第二事業部を詳しく
自足部
さまざまな栽培法を取り入れながらの医食農同源を含めて自足の実践をします。そこで得られた知見は、自営部の「ようき農園」や体験農園、貸農園事業に活かしていきます。